「妻はくノ一・最終章」
- キャスト
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雙星彦馬(市川染五郎)
織江(瀧本美織)
松浦静山(田中泯)
雅江(若村麻由美)
川村真一郎(和田聰宏)
静湖(マイコ)
雙星雁二郎(梶原善)
西海屋千右衛門(堀部圭亮)
奥寺勘兵衛(金井勇太)
白瓜の寒三郎(瀬川亮)
おつる(松尾れい子)
荘助(宅間孝行)
浜路(中島ひろ子)
- スタッフ
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監督:山下智彦・服部大二
脚本:金子成人
原作:風野真知雄
- 第1回『彦星の涙』2014年5月23日
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雙星彦馬(市川染五郎)は長屋住まいで織江(瀧本美織)を探し、忍びを抜けた織江はお庭番・川村(和田聰宏)に追われていた。
平戸藩の前藩主・松浦静山(田中泯)は、お庭番だが子を設けた雅江(若村麻由美)の墓で彦馬に会い、西海屋千右衛門(堀部圭亮)から難破船の修理が進み雙星雁二郎(梶原善)のシーボルトとの接触待ちと聞いたが、川村は雁二郎を調べていた。
荘助(宅間孝行)が彦馬を訪ね途中で浜路(中島ひろ子)に会い、雁二郎の江戸入りを伝え織江が追われていると言い、彦馬は静山から3月後の平戸行きと外洋船の船長を言われ織江を乗せたいと思い、静山の娘・静湖(マイコ)と会った。
雁二郎が江戸で彦馬にシーボルトの紹介状を見せるが、白瓜の寒三郎(瀬川亮)が襲い斬り紹介状の焼跡を見つけた。
静山は彦馬と遊郭で騒いで雁二郎を送り、彦馬の様子を見に来た織江は寒三郎に襲われ斬られ川に落ちた。
脚本:金子成人
監督:服部大二
- 第2回『織姫の行方』2014年5月30日
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彦馬(市川染五郎)と静山(田中泯)と西海屋(堀部圭亮)は雁二郎(梶原善)が焼いたオランダ文書を見つけ彦馬は静山から書状の偽造を命じられたが、燃えかすは川村(和田聰宏)や寒三郎(瀬川亮)の手にも渡っていた。
彦馬は静山から辞書を受け取り、静湖(マイコ)が持っていた石を見せられ、静湖は静山に小石が盗まれたと言うが用途は言わなく、寒三郎が静山暗殺を謀るが出来なかった。
深手を負った織江(瀧本美織)は漁村で干し物売り・おつる(松尾れい子)に助けられていた。
彦馬は太郎吉の親を迷子石に貼り探し、静山は静湖に小石を見せ用途は煙草の代わりで彦馬が推察したと言い、道場で静湖は彦馬と立ち合い勝ち、静山は彦馬は変わっていると言った。
川村は雅江(若村麻由美)の墓へ行き、会った彦馬は織江を追いかける者と思い掴みかかり、織江は彦馬を譫言に言いおつるも子供を探していて、織江は商いを手伝った。
静湖が彦馬の寺子屋に行き、長屋に行き生活に驚き近所も驚き静湖は帰り、荘助(宅間孝行)と彦馬は浜路(中島ひろ子)の店に行った。
静湖が彦馬を訪ね、そこを織江が見つけ、静湖は彦馬が頭から離れなかった。
3日後不明な舟が江戸湾に流れつき川村が見つけ、静山は彦馬を呼んだ。
脚本:金子成人
監督:服部大二
- 第3回『届かぬ想い』2014年6月6日
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彦馬(市川染五郎)と西海屋(堀部圭亮)と荘助(宅間孝行)は静山(田中泯)に呼ばれ幕府に平戸藩の動きを知られた可能性から、静山は天竺丸の出航を準備と言った。
奥寺勘兵衛(金井勇太)は上司に報告し、静山を呼び流れ着いた船を尋ねると平戸藩の船だが10年前に江戸に向かったが行方不明と答えた。
織江(瀧本美織)はおつる(松尾れい子)に偽りの身の上話しをして、好いた人がいるが親方に反対され逃げていると言った。
彦馬は書状の偽造を完成させ、静山から天竺丸の出航を言われ、織江を乗せたい彦馬は瓦版を使い織江探しを考えるが費用が必要で望遠鏡を売り、尋ね人を始めた。
子を探すおつるが無頼者に絡まれたが静湖(マイコ)が助け、戻った織江は静湖と会いおつるが子供を見失った後悔を聞き、静湖も彦馬のことを愛していると知ってしまった。
織江はやせがまんで、彦馬に静湖が相応しいと思い、彦馬が自分を探していると尋ね人等で知り、川村(和田聰宏)や寒三郎(瀬川亮)は彦馬が織江を探していると知った。
静山は荘助に彦馬はまてず船主を命じ、荘助は浜路(中島ひろ子)の店で彦馬に伝えそれを織江が聞いた。
寒三郎が彦馬に現れ、織江を殺したと言い命を狙うと織江が助けに現れ、寒三郎は川村に織江が生きていると伝えた。
脚本:金子成人
監督:服部大二
- 第4回『運命の奔流』2014年6月13日
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彦馬(市川染五郎)は織江(瀧本美織)が姿を現した静山(田中泯)に告げたが天竺丸の出航を遅らせられず、静山は荘助(宅間孝行)を平戸に送り彦馬に半月の猶予与えた。
荘助は、西海屋(堀部圭亮)と彦馬に挨拶して出かけ、静湖(マイコ)は彦馬が屋敷に来た事を知り、おつる(松尾れい子)は静湖に頼まれ彦馬に干魚を届けた。
川村(和田聰宏)と寒三郎(瀬川亮)は平戸が騒がしく、静山が船を出すと考えた。
織江は、幼い頃に母の不在時にしばしば預けれられた浜路(中島ひろ子)が彦馬の長屋の近くに店を出したことが不審で訪ねて、川村が送り込んだ刺客かと聞いたが浜路は否定して、織江は彦馬に浜路に近づくなと手紙を渡すが、彦馬は浜路に聞きにいった。
浜路は川村に報告し、寒三郎は浜路が雅江(若村麻由美)を嫉んでいると言い、川村はしばらく様子を見ろと言った。
静湖が彦馬の長屋を訪れ着物を贈るが、彦馬は妻がいると言い断り、静湖は帰りおつると織江につらさを語った。
静山が出かけ、隠密が尾行したが気づき、浜路は川村から彦馬暗殺を命じられ店を閉じて、彦馬は静山から天竺丸の出航を知らされ期限を切られた。
静山は彦馬が江戸を離れれば妻は追うと言い、静山は織江が自分の娘と言い母・雅江の死を見送り自分の妻と言い、聞いていた静湖が彦馬に織江の居場所を教えて、彦馬が行くと最近戻っていないとおつるが言い、その後書き置きをおつるに残し消えた。
おつるは彦馬といる太郎吉を見つけ、自分の倅と言い、富三夫婦と彦馬と静湖に事情を話し、彦馬はおつるがしばしば長屋を訪ねて慣れてからと言った。
浜路が彦馬を呼び出し殺そうとしたが、織江が現れて防いだ。
脚本:金子成人
監督:山下智彦
- 最終回『海の彼方(かなた)』2014年6月20日
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浜路(中島ひろ子)と織江(瀧本美織)は闘い浜路に刃を突きつけるが彦馬(市川染五郎)は止めて織江も止めるが、他に私よりも相応しい人がと言って去った。
西海屋(堀部圭亮)は彦馬に江戸にいる限り姿をあらわさないと言い出発を勧め、織江も迷い、川村(和田聰宏)と寒三郎(瀬川亮)は平戸から天竺丸の伊豆到着を知った。
彦馬は寺子屋の子に別れを告げ、長屋におつる(松尾れい子)が来て彦馬は太郎吉におつるが母と教えた、彦馬は静山(田中泯)と会い翌日江戸を離れた。
奥寺(金井勇太)は川村から天竺丸の様子を聞き静山を追わせ、織江は静湖(マイコ)に呼ばれ彦馬の書き置きを読み、織江が静湖の妹と聞き彦馬を追うように命じた。
織江を寒三郎(瀬川亮)が襲うが、浜路が犠牲になり逃がし雅江(若村麻由美)との約束を思いだし死んだ。
彦馬が下田に到着するが尾行されていたが、荘助(宅間孝行)に助けられ船乗りの姿に変え、静山一行は川村配下に襲われ、寒三郎も襲うが織江も現れ2人で殺した。
荘助を船に送り彦馬が待つが、到着した織江に川村が現れ妻になれと求めるが、他の忍びのつらさを知る織江は断り、戦いになり織江は傷つくが彦馬が駆けつけ自分が代わりになると言うと、川村の一瞬の迷いに織江と彦馬は傷つきながら川村を斬った。
静山らが来て、織江と彦馬は天竺丸を目指し・・・。
脚本:金子成人
監督:山下智彦
- 感想
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メインの巡り会いの話しに幾つかが重なる。 静山は雅江と織江、おつるは息子と。 流石に最終の感。