「八百八町夢日記2」
- キャスト
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北町奉行・榊原主計頭忠之(里見浩太朗):浪人・榊夢之助
鼠小僧(次郎吉)(風間杜夫)
与力・観音寺伝蔵(長門裕之)
同心・八田真四郎(船越栄一郎)
小料理屋の女将・おつや(中田喜子)
おつやの父・五郎八(名古屋章)
お杉(中村綾)
木崎(高橋浩二朗)
1991年10月-
- 第17話:1992年2月18日:暗闘
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北町奉行所隠密・内田多聞(はりた照久)が西海屋久兵衛(久富惟晴)の抜け荷の連絡をして張り込むが逃し、1月は互いに様子を見た。
次郎吉(風間杜夫)は町で会ったおえん(伊藤智恵理)が掏摸の疑いで「えんま」に逃げ込み怒ると、翌日に次郎吉の家に押しかけた。
西海屋は大久保備後守(石橋雅史)に状況を伝え配下・室田市之進(有川正治)が死罪を助けた猿の仙次(野口貴史)を連れ、多聞を見つけ殺害し奉行所へ鼠の絵と送りつけた。次郎吉は囮になり、榊(里見浩太朗)が源造(堀田真三)から西海屋に次郎吉を売り、次郎吉は猿の仙次を見つけ逃げるが怪我をしておえんの家に逃げ込んだ。
次郎吉は大久保が黒幕と伝えるが、おえんが西海屋に攫われ次郎吉は文造(田中弘史)から聞いて駆けつけ逃げたおえんが斬られ「えんま」に運ばれ無事だった。 大久保と西海屋に奉行があらわれ悪事を述べ斬りころした。
脚本:名倉勲
監督:金鐘守
- 第18話:2月25日:花の吉原大脱走
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おはつ(武田京子)が吉原から足抜けを謀り斬られ殺され、榊(里見浩太朗)と次郎吉(風間杜夫)と五郎八(名古屋章)は吉原を調べ、八田(船越栄一郎)は面番所勤めになり、万字楼丹兵衛(穂積隆信)と妻・お徳(大方斐紗子)は花魁・小紫(鈴鹿景子)に舟木兵庫助(水上保広)に会う様に言った。
三雲(小野沢知子)は丹兵衛に客を取れと迫られ止めた小紫は次郎吉に自分が心中の生き残りの奴女郎と言い、次郎吉は花魁が足抜け屋と知り驚き組み、五郎八は舟木が堀田備中守(原口剛)と会うのを見て、次郎吉は女郎の足抜けを成功させ、丹兵衛とお徳は足抜け屋を見つける為に三雲の囮にならせた。
観音寺(長門裕之)は堀田に榊が大金を持ち逃げと教え堀田に榊を匿い丹兵衛に女郎で儲けるように言った。
糸平(広世克則)が三雲が足抜けをしたいと知り薬をのまし仮死状態の三雲を外に運び出すが気がついた三雲から囮と聞かされ、尾行者に斬られ小紫に知らせ死に、次郎吉が来て丹兵衛とお徳を斬り八田は仲間割れと処理し、次郎吉は万字楼は壊れたというと小紫は遊女の為に吉原に残ると言った。 堀田と舟木に奉行が来て悪行を述べて斬り殺した。
脚本:和久田正明
監督:斉藤光正
- 第19話:3月3日:奇妙な娘
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おちか(安孫子里香)が「えんま」で働きたいと言い夕刻にえんま堂橋を見つめ、八田(船越栄一郎)は幸吉(木場勝己)を見かけ同心・木崎(高橋浩二郎)とはると源六(平岡秀幸)に会うがおちかの邪魔で逃した。
おちかは偽物作りの3人が母を頼り去り3年後にえんま堂橋で会う約束を聞き、見張っていたと言い、次郎吉(風間杜夫)と五郎八(名古屋章)はもう1人の金蔵が今は観月堂久兵衛(頭師孝雄)になったと知り、久兵衛は源六を殺し幸吉は逃げた。
榊(里見浩太朗)は観月堂に骨董を持ち込み偽物作りで取引を持ち掛け、幸吉は久兵衛に自訴をいうと狙われ次郎吉が助けおちかに会い自訴し、3年前の依頼されて茶碗の偽物を作ったいきさつを話し、榊らは貫井徳治郎(小沢象)と久兵衛が組んでいると知った。
貫井と久兵衛は幸吉に偽物を作らす為におちか人質を謀るが次郎吉が防ぎ、奉行が貫井と久兵衛の悪行を暴き斬り殺した。 幸吉は1年の江戸払いになりおちかと旅だった。
脚本:小川英・井川公彦
監督:金鐘守
- 第20話:3月10日:名のない女
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八田(船越栄一郎)は次郎吉(風間杜夫)が助けた島抜けの花蝶(岩本千春)を想い出すが無実を訴え、榊(里見浩太朗)と次郎吉は家の志摩屋要次郎(山本紀彦)を調べ佐野了慶(有島淳平)の筆跡調べと手代(五十嵐義弘)の証言で犯人とされたと知り、佐野に今の花蝶の文を見せた。
佐野は片桐七五三之助(江見俊太郎)に伝えると殺され、次郎吉は志摩屋が盗賊・緋桜小僧と知るが、佐野は行方不明で手代は殺され、花蝶は16才のお弓の時に志摩屋が盗賊先から盗み出した子で金儲け狙いと聞き自ら身を売ったと言った。
榊は志摩屋に入りこみが狙われ逃げ、花蝶は志摩屋に会い本当の両親の名を聞くと殺したと言われ、火付けは手代と言い榊が助けに来ると、火事を起こし逃げ、花蝶と榊は次郎吉に助けられるが花蝶は記憶を取り戻した。
志摩屋が片桐に報告すると奉行が来て悪行を暴き一味を斬り殺した。
脚本:小川英・山田貴美子
監督:斉藤光正
- 第21話:3月17日:裏入学をあばけ!
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お豊(前沢保美)の息子・幸吉(中垣克麻)が医学館を目指し医学館の生徒・宇田川清一郎(金杉太朗)らがいじめ次郎吉(風間杜夫)が止め、観音寺(長門裕之)が奉行(里見浩太朗)に医学館入学に大金の裏金が使われていると言った。
お豊が斬り殺され八田(船越栄一郎)が幸吉を呼び、榊(里見浩太朗)は医学館入学希望が多く大金が必要と聞き、母・お豊の行き先と殺害場所が逆が疑問で、仏具屋・津村屋(北見唯一)から亡き幸吉の父・利助(唐沢民賢)が作った金の仏像を売ったと聞いた。
武家が増富屋(田口計)にお豊殺害はまずく、渡した裏入学金を実力で受験するから返却を言い殺したと話すのを次郎吉は聞くが武家が誰か不明で、榊は八田と芝居で増富屋の用心棒になり、おつや(中田喜子)が増富屋を調べるが用心棒に捕らわれた。
武家が増富屋と裏入学の話しをすると榊が聞き元締めと言いおつやを逃がし捕らわれたが、次郎吉が宇田川宗石(原田清人)の名を聞き榊と逃げ、宇田川と増富屋は幸吉を誘拐し裏金を話すのを、息子・清一郎が聞き幸吉を助け謝るが逆に勇気ずけられた。
宇田川と増富屋一味に奉行が現れ悪行を暴き斬り、宇田川は清一郎に情けないと言われ自害し、幸吉と清一郎は小石川療養所で働きながら医学館で学ぶ事になった。
脚本:小川英・南賀明子
監督:金鐘守
- 第22話:4月21日:翔べ!見習い同心
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職人の神隠しが連続して起こり八田(船越栄一郎)が同心・河村七十郎(田畑猛雄)と調べていると七十郎が上方の偽金作り職人・喜三郎(司裕介)を見つけ刺され死に喜三郎も何者かに殺害された。
勘定奉行・牧野但馬守(田中浩)が商人に喜三郎が死んだと告げ、奉行(里見浩太朗)が見習い同心・河村小十郎(鼓太郎)の教育係を八田に命じ、同心に否定的で学問を目指したい小十郎に同心の仕事を教えた。
元金座職人・庄八(多賀勝)が攫われ、庄八の娘・おきみ(林美里)が「えんま」に探しに来て、榊(里見浩太朗)らは偽金作りを疑い五郎八(名古屋章)に上方に喜三郎を江戸に呼んだ者を問い合わさせた。
庄八が死体で発見され小十郎は襟に偽小判を見つけ「大」の字の隠し刻印を見つけ店を探し大和屋(川辺久造)に辿り付き尾行し、榊らは喜三郎は大和屋に呼ばれたと知り次郎吉(風間杜夫)が探り見つかり斬られた小十郎を助け出した。
牧野と大和屋は証拠を消そうとするが奉行が現れ暴いて斬り殺した。
脚本:名倉勲
監督:金鐘守
- 第23話:5月26日:命かけての恋で候
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久居藩の弁天丸が消え男が袖ヶ浦で見つけ焼け後も見つけ、八田(船越栄一郎)は「えんま」で榊(里見浩太朗)が高輪に行っていると聞き、高輪のおぎん(神保美喜)が榊を訪ねて来た。
男が因州屋(幸田宗丸)を襲い弁天丸を沈めたか聞くが榊が止め、武家が因州屋に男の事を尋ね、次郎吉(風間杜夫)が射的屋でおぎんを見つけ、亭主と呼ぶ男が戻り龍堂藩家来の噂があり、榊は用心棒で因州屋に入った。
男はおぎんに父が龍堂藩次席家老で弁天丸で死に漸く手掛かりを見つけたと打ち明け、八田は榊に男が佐垣梅之助(並木史朗)でおぎんが間違えたと言い、佐垣が手紙を残し因州屋に捜査に向かい追ったおぎんが捕らわれ人質になり佐垣も捕らわれ責められたが榊と次郎吉が助けた。
男が因州屋が小判を運び八田が尾行し船手頭・片倉修理(黒部進)と知り、奉行が現れ罪状を暴き一味を斬り殺した。
脚本:鈴木生朗
監督:矢田清巳
- 第24話:6月9日:密造酒を追え!
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米の不作で酒の製造が制限されたが密造酒が出回り八田(船越栄一郎)は奉行(里見浩太朗)に大元が不明と言い、泗水村の升屋清兵衛(中西良太)が斬られ「えんま」に逃げてきたが何も言わず、深川の水死人を清兵衛が見て代官・浅井小十郎(松本朝生)に父・升屋善右衛門(佐々山洋一)と伝えた
次郎吉(風間杜夫)は泗水村へ行き、五郎八(名古屋章)は清兵衛を助けに行くが断られ、榊(里見浩太朗)は八田の芝居で伊勢屋(前田昌明)の用心棒になり浅井が伊勢屋に升屋を話すのを聞き、次郎吉は清兵衛の妻・おしの(加藤由美)を江戸に連れた。
伊勢屋と寺社奉行・浜名典膳(中田浩二)が会う所を榊は見て、次郎吉は清兵衛を助け出すがおしのに離縁を言い次郎吉らに代官・浅井に頼まれ密造酒製造を作ったが値段交渉で江戸に来た父が10倍で売られていると知り殺されたと言った。
浅井がおしのの居場所を知り伊勢屋と襲い清兵衛が斬られたが榊が助け、浜名・浅井・伊勢屋に奉行が現れ罪状明白で斬り殺した。
脚本:小川英・北川哲史
監督:矢田清巳
- 第25話:6月16日:悪女の秘めごと
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同心・三沢逸平(山内としお)は女遊び中に手配書人相書きの羽黒の丹兵衛(浜田晃)一味を見つけ乗り込み、地震が起きて刃物が丹兵衛に刺さり捕らえたが手下は逃げた。
三沢は褒美を貰い有頂天で、八田(船越栄一郎)や次郎吉(風間杜夫)や五郎八(名古屋章)やおつや(中田喜子)に自慢し、帰途に浜路(蜷川有紀)に誘われ、家で妻・弥生(日下由美)が迎えた。
次郎吉は榊(里見浩太朗)に丹兵衛の弟・丑之助一味は江戸にいると伝え、八田と女の茶屋を張り丑之助を蝋燭屋につけ、五郎八は三沢と浜路を見かけ、三沢は浜路に丹兵衛の佐渡送りと経路を話した。
浜路は岩根藩下屋敷で丑之助一味に丹兵衛奪還を命じ、佐渡送り行列は襲われ丹兵衛を奪われ、三沢は浜路が弥生を眠らせ家で会うが弥生は眠らなく気づき、榊は丹兵衛が三沢に復讐すると考え、三沢は八田らに浜路に秘密を漏らしたと話し家紋を想い出した。
奉行は岩根藩主・内藤伊賀守(小笠原良知)に会い浜路の悪行に落ちた過去を聞き、榊は襲われた弥生を助け、自害をはかる三沢を止めた。
浜路と丹兵衛と丑之助一味に奉行が来て一味を悪行を暴き斬り捨て、伊賀守が浜路を斬った。
脚本:和久田正明
監督:関本郁夫